介護者の方にできること

失禁のある大切な方をサポートする

失禁は不安を感じたり、だれにも相談できずに孤独を感じたり、自信を無くしたりなど、心にダメージをもたらすことがあります。
排泄ケアのサポートを行う際には、ご本人の思いを尊重し、お気持ちに配慮しながら、正しい知識に基づきケアをすることで、その方の尊厳を守ることができます。

さまざまな種類の失禁に関するアドバイス

失禁の種類のページはもう読まれたでしょうか? このページでは、尿失禁の種類についてご説明しています。  
以下では、具体的な種類に対応したプロのアドバイスをご紹介しています。
腹圧性尿失禁をサポートする
まず、生活習慣を考えてみてください。ほんのささいな変化が、大きな改善をもたらすことがあります。 
  • 水分はきちんと摂ってもらいましょう。
    失禁というと、水をあまり飲まない方がいいと思ってしまうかもしれませんが、水分摂取が少ないと尿の濃度が高くなってしまいます。そうすると膀胱の状態は悪化し、働きが活発になるのです。のどが乾いた時には、普通に水分を摂ってもらうようにしましょう。これを心がけるだけで、尿を正常な状態(見た目は淡黄色になります)に保つことができます。なお、水分を摂りすぎるとトイレの回数は増えてしまいます。ですから、健康的なバランスを保つよう心がけてください。

  • 控えるべき飲み物もあります。
    利尿作用により、トイレの回数を増やしてしまう飲み物があることを覚えておいてください。カフェインを含むお茶やコーヒー、アルコール飲料などがこれに該当します。時々、適度に楽しむ分には問題ありませんが、飲みすぎには注意しましょう。

  • またカロリーに気を付けてください。
    肥満になると骨盤底筋が弱くなり、失禁の原因となることがあります。理想的な体型を保ち、健康的で栄養のある食事をして、カロリーを摂りすぎないように心がけましょう。

  • タバコは控えるように促しましょう。
    介護を受ける人は喫煙者ですか? 喫煙自体が失禁の原因となることはありませんが、喫煙による咳で膀胱に圧力がかかることがあります。ですから、タバコの量を減らすか、禁煙するように促しましょう。失禁だけではなく、身体全体の健康のためにもなります。 


  • 適度な運動も大切です。
    大切な方はご自分で移動できますか? または、サポートがあれば移動可能ですか? 骨盤底筋体操で筋肉を鍛えることで、失禁が改善することがあります。骨盤底筋を鍛え、筋力をつけることで、臓器が下がるのを防ぐことができます。また、肛門や腟を締める訓練をすることで、尿道を締めることができ、尿漏れの症状を改善できる可能性があります。過活動膀胱や腹圧性尿失禁に効果があります。  集中的に毎日行った女性のうち、6割の方の軽失禁症状が約1年後に軽減もしくは完治したというデータがあります。大切なのはあきらないで2~3ヶ月は継続することです。いつ始めても遅すぎることはありません。70代、80代から始めても症状が改善します。  エクササイズの詳細は、こちらからご覧ください。
切迫性尿失禁をサポートする
切迫性尿失禁は、過活動膀胱とも呼ばれます。その名のとおり、突然強い尿意を感じ我慢できずに漏れてしまう失禁です。こうした症状が見られる場合、専門家に相談しましょう。
ご家庭でできる工夫としては、トイレへの行きやすさを確保しましょう。
トイレまでの通路を常に片付けておき、トイレに簡単に行けるようにしてください。 また、ご自身で移動ができ、着衣の脱ぎ着ができる場合でも、脱ぎやすい服を着用するようにしましょう。
混合性尿失禁をサポートする
腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の併発、すなわち混合性尿失禁がある場合は、より顕著な方の症状に集中し、まずはその症状から対処をスタートすることをお勧めします。腹圧性尿失禁には骨盤底筋体操を、切迫性尿失禁には膀胱訓練を行うことから始めましょう。そうしてメインの方の症状が改善したら、もう片方の症状に対処していきます。
機能性尿失禁をサポートする
運動機能障害または認知障害が原因で、トイレに間に合わなくなっているのかもしれません。   こうした原因が疑われる場合、専門家に相談しましょう。治療ができない場合でも、状況を改善するためにできることがあります。
最も大切なのは、優れた排泄ケア用品を活用することで、失禁した時の影響を最小限に抑えることです。優れたデザインの失禁パッドや失禁パンツは、尿をしっかり吸収し、サラッとドライに、清潔さと快適さをキープします。
 
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その他のサポート方法
機能性尿失禁の方をケアする場合のアドバイスをご紹介します。トイレまでの通路を常に片付けておき、トイレに簡単に行けるようにしましょう。また、ご自身で移動ができ、着衣の脱ぎ着ができる場合でも、脱ぎやすい服を着用するようにしましょう。
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