責任を持つとは

質の高い製品をご提供することへの責任は、発売当時から変わりありません。なぜなら、TENAは常に人々が尊厳と自信を持った、より良い生活を送ることへ貢献したいと考えているからです。これは今後も変わることはありません。ここではTENAブランドを世界で展開するEssity社の環境への取り組みをご紹介します。

環境とのつながりへの理解を深めることで、「ケアとは」の意義も深まりました。その結果、人々だけでなく、地球もケアするべきであると考えるようになったのです。責任範囲を拡大し、これまで以上にプラスの軌跡を描くために努力していきます。

「TENA Protects Program」は、Essityが将来を見据えて考案した計画です。

2008年以降、当社(Essity社)はTENA製品のサステナビリティを高める手段を講じてきました。まずは、当社ヨーロッパの工場にて100%再生可能エネルギー電気に変換。続いて、当社製品の二酸化炭素排出量をヨーロッパにおいて2030年までに50%削減します。少しずつ、地球にとってプラスとなる軌跡を描いていくために。

障壁を取り除き、ウェルビーイングを実現します。

TENAのミッションは、人々がより幸せに、充実した人生を送れるようサポートすることです。非常に吸収力の高いTENAフレックス、快適でさらに薄くなったTENAパンツとTENAスリップ、そしてコンフィオエアー™搭載のTENAコンフォートなど、当社の最新技術の多くは、環境への影響を減らしながらも、何百万人もの利用者やケア提供者の衛生的で健康的な生活へ貢献しています*。
 
Essityはケアの認知向上、ケア体制の確立に向け積極的な発信および働きかけをしています。その一つが若者を対象とした衛生ケア教育提供です。ネガティブな既成概念を取り除き、もっとオープンに失禁について話し合える世の中を目指しています。 
 
 
* 2008~2015年の結果: TENAフレックスは13%、TENAパンツは23%、TENAスリップは15%、またTENAコンフォートは19%

TENAソリューション

Essity社では介護施設と提携してケアの質を高め、廃棄物を31%減らしています。

屋外を散歩する看護師と高齢女性

商品を発売するごとに、当社の二酸化炭素排出量は減少しています。

未来を見据えたとき、優れた製品開発の追求だけでは企業責任を果たしているとはいえません。人々と地球に対する責任を持つには、環境影響を減らし、持続可能な世界へ向けて真の貢献を果たすことを意味します。
 
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けたEssityの取り組みは 企業責任と連動しています。SDGsの1つである目標12「つくる責任 つかう責任」は、資源効率性を高めて二酸化炭素排出量を削減するというものです。この目標は、すでに著しい成果を見せ始めています。2008年以降、ヨーロッパ工場にて生産するEssity社製品の二酸化炭素排出量は11~33%減少しており、予定どおり2030年までに50%削減という当社の目標を達成する、もしくは上回ることができる見込みです。 

より少ない資源で多くを達成します。

常に新しい発見とイノベーションを追求しているTENAでは、人々の生活を向上させながら、当社製品の環境負荷を改善させています。
 
それは、上質な素材を利用して、よりスマートなデザインを導入しながら、化石燃料由来のエネルギー使用量を減らすことを意味します。現に、当社の次なるステップでは、まずヨーロッパを皮切りに当社の全生産拠点における再生可能エネルギー電力への切り換えを目指しています。
以下は、当社が2030年までに達成を目指している目標の一部になります:
 
  • 当社製品の二酸化炭素排出量を半減させます。 
  • 当社の原材料、輸送、および廃棄物をめぐる二酸化炭素排出量を18%削減します。 
  • 当社のイノベーションの半分を自然に関するイノベーションにします。
  • Essityの全生産拠点は全ての廃棄物を利便性の高い素材またはエネルギーに転換します。

循環型社会の構築に貢献します。

当社は、廃棄される量が減り、リサイクルと再利用が増える社会のために製品とサービスを設計したいと考えています。これは非常に野心的な目標であるため、想像力溢れる発想と全く新しいビジネスモデルやパートナーシップが必要になります。
 
Essityはすでに始めています。例えば、当社はプラスチックごみ問題の解消に向けて発生源から取り組む、グローバルなコミットメントである「A line in the sand」に最初に署名した300社の1つです。このコミットメントを果たすため、当社は2025年までに再生可能またはリサイクル素材を85%用いたリサイクル素材100%の梱包、また2030年までに全生産拠点における廃棄物を素材およびエネルギーに変換するという目標に向けて常に尽力しています。 
当社のこれまでの実績をご紹介します。
 
  • 2019年末までに、Essityの生産拠点において63%の回収効率を達成。 
  • TENAソリューションサービスの廃棄レベルを最大30%まで削減。 
  • Essity製品および梱包における加工無しの木繊維ベースの原材料の79%が、2019年にFSC®またはPEFCTM認定を取得。 

環境にやさしい消費

個人レベルで二酸化炭素排出量を削減するには、消費習慣を変える必要があるのは周知の事実ですが、日用品を製造している企業もまた、こうした責任の一部を負担するべきだと考えます。 
お客様がTENA製品使用に伴い排出する二酸化炭素量の一部は、当社の責任になるのです。私たちは、お客様がご自身もしくは大切な方のウェルビーイングを犠牲にせずに、低炭素な生活を送れるようサポートしたいと考えています。 
 
そして、この目標は実現されつつあります。今後も、当社の、そしてお客様の二酸化炭素排出量を、少しずつ減らしていきます。 

TENA製品の透明性はますます高まっています。

TENA製品の二酸化炭素排出量ならびに素材の内訳を誰でも確認できるようにしました。

パッド吸収体の繊維細部まで見ることができるエックス線画像

Essity - 衛生用品のリーディングカンパニー

衛生用品のグローバルリーディングカンパニーであるEssityは、製品とサービスを通して、人々のウェルビーイング改善を目指し活動しています。そのために、前向きに障壁を乗り越え、より健康的かつ持続可能な循環型社会の実現に貢献します。EssityではTENA以外のブランドも含め全ブランドを通してウェルビーイングの向上と環境負荷低減の実現に向け、サステナビリティ目標を掲げチャレンジしています。詳しくはwww.essity.comをご覧ください。(英語サイト)