講演者へのインタビュー 坂本すが先生

プロフィール

現職:公益社団法人 日本看護協会 会長

和歌山県出身。昭和47年和歌山県立高等看護学校保健助産学部卒業。同年和歌山県立医科大学付属病院入職(助産婦)。昭和51年関東逓信病院産婦人科病棟。平成元年、関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)産婦人科病棟婦長。平成5年日本看護協会看護研修学校管理コース終了。平成8年青山学院大学経営学部経営学科卒業。平成10年クリティカルパス研究会幹事医療マネジメント学会理事として医療(看護を含む)の標準化活動を行うなど幅広くご活躍。平成12年NTT関東病院において看護の標準化開発を行い、電子化を推進。平成18年東京医療保健大学看護学科学科長・教授就任。看護者と患者、病院、地域など看護をとりまく人と人の「連携」のあり方、医療の安全活動看護の標準化について研究。平成20年東京都看護協会副会長日本看護協会副会長、中央社会保険医療協議会専門委員。平成23年6月7日日本看護協会通常総会で会長に選出

<著書>

  • 「基礎からわかるクリティカルパス作成・活用ガイド」(日総研・共著)
  • 「患者指導マニュアル」(メヂカルフレンド社・共著)
  • 「感染対策ハンドブック」(メヂカルフレンド社・共著)
  • 「看護現任教育ハンドブック」(メヂカルフレンド社・共著)
  • 「看護学入門」(メヂカルフレンド社・監修)
  • 「医師とクリティカルパス」(医学書院・編集)
  • 「初心者とクリティカルパスバリアンスマネジメント」(アウトカムマネジメント)
  • 「看護師の仕事につきたい!」(中経出版)
  • 「わたしがもういちど看護師長をするなら」(医学書院)

Q:現在の主な活動についてお教えください。

大学で看護師の卵たちを指導している他は、全国各地で講演活動を行っています。今秋に東京で行われる「第13回日本看護サミット」で企画の副委員長として活動しています。

Q:先生が仕事を行う上で大切にしていることをお教えください。(モットーやビジョンなど)

「問題に対して立ち向かう真摯な態度」ですね。要するに自分が傲慢じゃないよう に。傲慢さっていうのは、やっぱりどこかで邪魔をするんですよ。だからスタッフを 活用するためには、自分がいちばん知っていると思ったらいけない、と常に思っていますね。

Q:参加者の看護部長様へメッセージをお願いします。

看護部長は多くの責任と問題解決に日々追われていると思います。
だからこそ自分のことをできる人、できない人という見方はやめて、問題がおきている現場を見に行くことを提案したいです。
「この問題は、自分にはできないわ」とか「自分は看護部長に向いていないわ」と か、そういう自分のことに目を向けることも重要ですが 問題は解決していかないですし問題はいろいろ絡み合って複雑化しています。すぐ判断しなくてはいけないことも多いですよね。
だからこそ報告を受けるだけではなく問題がおきた現場に看護部長自身が見に行ったらどうでしょうか。
この問題は自分で解決できるものなのか、他部門に渡すものなのか、セミナーではその判断の仕方にについても話したいと思っています。
ただひとつ勘違いをしてほしくないのですが看護管理者は今までやってきたことは間違えではない、よくがんばってきた、と思っています。だから問題を見ることに戻るこのことを再度考えていただくことを私からお話したいとおもっています。